【ポーカー】ポジションなしのハイポケット
MPからレイズ8 SBからまどらスリーベット24
フロップまどらCB コール ターンチェック リバーチェックポットサイズのベットをコール
スリーベットをコールしているハンドでなおかつフロップのCBコールですから、ターンの時点である程度のハンドを持っていると予想しました。
セカンドバレルを打ち込んでリレイズされると、流石にセットを警戒してフォールドすることになってしまいますのでターンはチェック、相手もチェックを返してきました。セットやQJならここでベットしてきそうな気はしますがまだわかりません。
3枚目のダイヤが落ちましたがあるとしたらAdQdくらいなのでそこまで心配はしていませんでした。ターンと同じくセットを警戒しリバーもチェック、ここでポットサイズのベットが飛んできました。
こちらが勝っているハンドがセット以外のポケットかAQ、KQくらいしかありませんし、リバーのコールはやや勇み足だったかもしれません。
では相手は私のハンドをどう読んでいたのでしょうか?
SBからスリーベットですのでAQ+(AJで打つプレイヤーもよく見ますが)もしくはJJ+と見立てるのが普通だと思います。
10ポケでリバーベットをコールされた場合、私のスリーベットレンジほとんどのハンドに負けていることになるため、このプレイは紙一重と言えそうです。ハーフポット~4分の3くらいではそのレンジのハンドを降ろせないと判断してのポットサイズだったのかもしれません。
セットの時のリバーでのバリューベットを私自身は大きめに打つことが多いのでそれに見えなくないのですが、ターンでチェックが返ってきたこと、さらにこのステークスのプレイヤーの多くがバリューベットをやや弱めに打つことが多いというのが今回コールに傾いた理由です。
とはいえハーフ~4分の3程度のベットでも悩んだ末にコールしてしまいそうですし、ポットサイズだったからブラフっぽい、コール!というのは冷静な読みや判断とは言えないためここは反省すべき点ですね。
今回のケースのようにブラインドポジションでQQ+のようなハンドが入りプリフロップのスリーベット及びフロップのCBをコールされた場合、テクスチャーを問わずターン以降はアクションをチェックに抑えることが私は非常に多いのです。
ターンで3枚目の同スートのカードが落ちた場合もフリーカードを相手に献上することになってもチェックに傾きます。オーバーペアでバリューをとり逃すことよりも難しい局面でワンペアのみでスタックをコミットしてしまうことを避けるようなプレイスタイルなのです。
このスタンスならばQQ+のようなハイポケットもレイズに全員フォールドで回ってきているならばジャストコールにとどめるプレイも試してみてもいいかもしれませんね。BBがついてきやすいポットを作ってしまいますが、ワンペアでコミットしすぎないプレイスタイルを追求するのであれば一考の価値はありそうです。